台風15号。

 甚大な被害をもたらした台風15号も過ぎ去り、未だライフラインが復旧していない地域も多い中、さくら荘は特に大きな被害もなくいつもの日常を過ごせております。

 台風当日、私はちょうど夜勤勤務だったのですが、その日の日中に日勤の職員が台風対策をとっておいてくれていた為、強風大雨の中台風に立ち向かうことなく、いつもの業務を遂行することが出来ました。鉄筋造りのさくら荘でさえも窓が大きく揺れ、ガタガタと常に大きな音を出していました。その割には利用者さんの様子も落ち着いていて、朝まで何もなく…。安心しました。

 もしも電気が止まってしまったらなんて考えると…………恐ろしいです……。この台風の被害で老人施設の入所者が熱中症で亡くなられたとのニュースを耳にしましたが、他人事とは考えられなく、心が痛みます。さくら荘の利用者さんの多くは、自ら水分補給をおこなうこと、涼しい環境をつくること、自分の体調を理解することが難しいです。非常食の備蓄があるとはいえ、多くのライフラインが止まってしまった環境で、50名全員の安全を守れるか?今回の被害を教訓にし、今一度職員間で話し合う機会を設けられたらなと感じました。


 今回で多くの被害を受けた地域の方々が、1日も早くいつもの日常に戻れることを心から願っております。また、昼夜問わず復旧作業に追われている方々、そのご家族の方々には、うまく言葉に表せませんが、がんばって!の気持ちでいっぱいです。何よりもこれ以上の二次被害がでませんように…。心からそう思います。

 それではまた!!

2019年09月16日